こんにちは。yamadaです。
今回は、私が公務員をやめたときのお話です。
公務員になってしばらくした時から、縁あって起業・独立を志すようになりました。
良い学校に行って、よい企業や公務員として就職する。安定した生活をするー
それは、洗脳のように、私にとって生きる道として大前提になっていることでした。
それが大人にって様々情報が入ってくると、長く染まってきた社会的な洗脳から脱するチャンスにも恵まれます。
もちろん、洗脳されたまま、気づいても行動しないことも多々あります。
多くの同僚、上司たちがそうです。
社会人になって公務員しかしたことのない私。就職氷河期といわれる時期にせっかく合格できたこともありますし、保証された身分を捨てること。
だから、当然のように周りの方々からかなり諭されたこともあります。
それから独立することはずっと考えていて、10年以上準備もしてきました。
独立していいのだろうか?
という不安は常に抱えてきました。周りから起業・独立なんて無理と言われると、つい影響も受けてしまいます。
公務員から独立するとき、周りの方々の反応
「公務員をやめるなんて勿体無い。」
親族、上司、仕事上関係する方々…
「そんなことで生活できると思って居るのか」
「そんなことでうまくいくなんて聞いたことがない。誰に聞いてそう言う。」
でも、私の本質をほとんど全くご存知ない方々でもあります。
私が長年努力、積み重ねてきたこともまったくご存知ない…
ビジネスのことも。
一方、私の本質を知っているほんの一握りの方には、「まだ独立しないの?」「君が公務員をやっているなんて!」と言われることも。
これが心の支えになった部分もあるのですが、それにしても圧倒的に多い否定の声。その中で私を認めてくれる声はかきけされ、やはり不安にさいなまれる毎日でした。
ある管理職から、
組織の幹部候補として育成する人事計画があったことも聞いたことがあります。
独立するために身につけた知識・スキルを公務員としての仕事にもいかしてきたことが一定評価されたのだと思います。
私の年代は職員が少ないからそもそも幹部もあるのですが。
自費で何百万円かけて学んだことを
公務員業務に生かしてきたわけで多少は評価されてもいいですよね。
かといって公務員はボーナスがすごく上がることもなく、コスパはよくないと思います(笑)
これからは、自分の事業のために、全能力を使わせていただきます。
退職間近に、ようやく独立することが当たり前に
準備をしているあいだずっと不安がつきまとってきました。
自分には無理だろうかと。
なんども、なんども。
かなり準備してきましたが、
今でも収入は確約されたわけではなく、不安はあります。
それでも、無意識も偉いもので、独立を直前にすると
「独立することが当たり前」
になってきました。
なぜ、みんな独立しないんだろう?
という変な思いさえも湧いてくるから不思議。
私の退職がオープンになって
私が独立することが組織内外でオープンになって、「マジで!?」「驚いた!」と言う声と、「君が独立するなら熟慮の結果の決断だろう」という声もいただきました。
勤務最終週、勤務を続けながら事業のこと、家のこと、体力的には少しだけしんどいけど、あと4日、あと3日。
自分の中ではカウントダウンが始まっていました。
退職2日前
勤務日があと2日になったとき、
関係深い方(外部の)のうち1箇所だけ挨拶にいきました。
「山田さんとはずっと一緒にやれるとおもってたのに。」
メールで退職のお知らせだけ方には「ご挨拶に伺います」とメッセージをいただきましたが、不在にしていましたしお気持ちだけいただきました。
他にも挨拶したい方々がいらっしゃいましたが最小限に。
この日、ふと退職し独立することに不安がよぎりました。少しだけ。いいのだろうか。
公務員最終日
勤務最終日。今日で最後だ。そう思いながら家を出ました。
朝、近所の神社にお参りしました。
神社やお寺ではいつもお礼を申し上げるのですが、
この日は10年以上公務員を続けさせていただいたことに感謝の気持ちになりました。
初任地、2箇所目、その次…
その日は心忙しく働くよりも、少しこの公務員最終日を、公務員生活を振り返る余裕も持とうと思いました。
前日、挨拶をお断りしていた外部の関係業者さんが山田になんとか会えないかと来庁してくださったようでした。有難いことでした。
「職務を解く」という辞令と花束をいただきました。
「願いによる退職」という文字。
いつも異動なら、○○部○○課勤務を命ずるといった文字が入るところです。
長く勤めてしまった公務員生活が終わりました。
「地方で公務員なんて、プラチナチケットなのに」
前日に言われた言葉を思い出したり、
新採の頃、中堅になってのことを思い出したり、
この1週間疲れたなぁと思ったり、
とにかく終わった。これからスタート。
最終月の末は、ウィークエンドでした。
勤務日はありませんが月が変わるまではまだ公務員の身分です。
地震など災害があれば出勤する必要があります。
私は消防などの職務ではありませんでしたが、
公務員というものは警報や地震など被害がない状況でも参集することが決められています。
私の場合は震度5弱以上の揺れがあれば参集するメンバー.
震度5というとありえない地震ではありません。
ないだろうけれど、週末の間、月が変わるまではまだ公務員の身分。
何かあれば行かなきゃなと思いながら過ごしたものでした。
退職前にやったこと、手続きしたこと
クレジットカード
公務員であるうちに、必要なクレジットカードには加入するようにしました。
もともとクレジットカードは2枚持っていましたが、
1枚はかなり以前に持ったカードで最近のポイントなど条件のよいクレジットカードに比べると見劣りするもの。ポイント還元率は0.5%。いずれこれは解約するつもりでした。
もう一枚は、楽天カード。
楽天カードはポイント還元率が1%ですし、楽天市場だと4%といったポイント還元率になります。レギュラーで使っていくつもりでした。
退職前に少なくとも、
- 事業用のクレジットカードと、
- できればゴールドカード
も欲しいと考えました。
ゴールドカードもできれば年会費無料か安いもので!と思っていましたら、運良く職域限定で年会費無料ゴールドカードが!
しかも、退職後も年会費無料のまま使用できるということで、私は退職の2年ほど前に申し込みをしました。
私は地方公務員でしたが、労働金庫系のゴールドカードなので、その他の自治体、国家公務員でも加入のあっせんがあるのかもしれません(生協が取り扱い)。
公務員向けには、百貨店系のクレジットカードのあっせんもあったのですが、こちらは支払いが給料天引きということで、退職後は使えなさそうと思い断念(実際は使えるのかもしれませんが)。
それから、たまたまなのですが、電気の支払いをauでんきに切り替える時に、auのお店でクレジットの紹介があり、
- ポイント還元率1%
- auウォレットカード(プレイペイドカードの連携)
- 年会費無料
といったメリットがあり、申し込みをしました。
これで、退職前に
- 楽天カード→事業用(ネット、リアル店舗全般)
- ゴールドカード→旅行用(旅行保険充実、空港ラウンジ使用可)
- auクレジットカード→生活全般
を揃えることができました。
…と思っていましたが、後に「アマゾンカード」の存在を知り、
- アマゾンでの買い物で1.5%還元
- 通常の決済でも1%還元
- 年会費無料
というメリットがあり、こちらも加入。
私はいつも買い物では楽天市場とアマゾンを比べるのですが、楽天市場のポイントの高さを考えても、アマゾンの方が安く手に入ることが結構あったので、退職前にアマゾンカードにも加入することに。
ということで、最終的には、
- 楽天カード→事業用(楽天市場専用)
- アマゾンカード→事業用(楽天市場をのぞく、ネット・リアル店舗全般)
- ゴールドカード→旅行用
- auクレジットカード→生活全般
という整理になりました。
アマゾンはカードは、事業場のペイパル決済、クラウドソーシングサービス、リアル店舗での購入全般に使用することになります。
その他、セブンイレブンのnanacoにチャージできるリクルートカードや、WAONにチャージできるイオンカードの申し込みも検討しましたが、カードの枚数が多くなると管理の手間も増えますので、上記4枚で運用することに。
リクルートカードやイオンカードも年会費無料で、通常決済時の還元率が1%以上ですし、
nanacoやWAONにチャージする際にもポイントがたまるので便利なカードではあります。
独立後はバタバタしそうだし、リクルートカードやイオンカードは、事業が軌道に乗って数年後、所得が安定してからでもいいかなーと思っています。