motivation

自信喪失する前に。ニート脱出計画に取り入れたい2つのポイント

社会復帰する、ニートから脱出する、

そろそろニートを脱出したい…

  • まずはアルバイトから始めたい。さらに、できれば就職したい。
  • もう、家族に迷惑はかけられない。自立しなきゃ…

 

「ニートを脱する」「社会復帰する」そんな意思を固めた方は、まずは一歩前進ですね。

(おめでとうございます^^)

次は、現実の世界で「行動・実行」していくことになりますね。

そんなとき、その行動・実行をプランニングする、「行動計画(=ニート脱出計画)を立てましょう」なんて言われたりします。

確かに計画は大事なことですよね。ニート脱出の成否を分けることも少なくありません。

例えば、東京都の若者就職支援事業“若者正社員チャレンジ事業”では、ニートの方も含めてカウンセリングから研修、実習を経て就職までサポートしてもらえます。

社会復帰までの行動計画を立てるのは、とっても素晴らしいこと。

でも、行動計画を立てて、それを実行するのって意外に難しいんですよね…

なぜなら、

行動計画立案時に、多くの人がはまってしまう“落とし穴”があるからです…

 

ニート脱出計画に潜む“落とし穴”があなたを自信喪失させるかも

“計画”といえば、誰しも一度はつくったことのあると思います。

(例えば、夏休みの宿題の計画などですね)

ですが、ここに、多くの人が見過ごしがたいな“落とし穴”がありまして…

 

「自立に向けてちゃんと行動しよう。」

「半年後には就職したい。そのための計画は立てた。後は実践していこう」

と思い、アクションプランを立てて、

日々のtodoリストを作ってはみるものの、

途中で挫折してしまう…

ということがほ本当にく起こります。

おそらくら90%くらいの人は計画通りできずに失敗しているのではないかと思います。

そして、挫折した自分が信じられなくなり、ますます自信喪失になってしまうことも…。

せっかくのニート脱出計画ですから、ぜひこの“落とし穴”を回避しつつ…

より良い実効性の高いものにできればと思います^^

 

ニート脱出計画の“落とし穴”…それは「現在」を起点とすること

ニート脱出計画でハマりがちな“落とし穴”…

それは、行動計画を「現在」を起点(スタート地点)にしてつくってしまうことです。

 

「え、計画なんだから、現在からスタートするでしょ?」

…そう思われたなら、…このあとの記事がきっとお役に立てると思います^^

 

起点を「現在」にする問題点

現在を起点にしたアクションプランがなぜ問題かというと、

「現在」を起点にすると、往々にして、過去に制限された、

“これまでと変わらないニートの自分”

として生きてしまうからです。

 

限定された能力しか発揮できず、ニートを続けてきた過去の延長線上の未来にいくことになります。

それだと、低い目標は達成できるとしても、自分を変えないといけないような高い目標の達成は難しくなります。

 

例えば、これまでニートで引きこもっているとしたら、ニートの心理状態のまま、就職したりアルバイトを始めるという未来を描こうとしても、

  • まず、社会に復帰する・働くという未来をうまく描ききれない

(外に出たり働き始めたら嫌な目に会うとしか思えない…)

  • 何とか未来を描いても、そこには苦しさが伴う

(アルバイトにいっても不幸な未来が想像される)

  • それを達成するための行動計画を立てると、さらに苦しくなる

(外で働きたいとは思うけど…)

  • 実行できずに、足が止まってしまう

(やっぱり、ニートでいるしかない。家の方が安全だ…)

ということになってしまうし心配があります…

 

「社会復帰することに先行き不安を感じている」

そんな状態では、理想の就職を遂げることをイメージしても、やはり同じように苦しさが伴います。

実行できないか、非常にストレスを抱えながらやって行くことになると思います。

過去に制限された“望まない未来(社会復帰は難しい未来)”になってしまう危険性があります。

 

理想の未来へ行くための行動計画(ニート脱出計画)を描く2つのポイント

そこで、まず、行動計画を立てる際には、2つポイントを原則にします。

 

それは、

  1. 「現在」ではなく「未来」を起点にすること
  2. まず初めに「未来」にしっかり入り込むこと

の2点です。

では、1つずつ詳しく見ていきましょう。

 

 

1.「現在」ではなく、「未来(=理想・目標)」を起点にする

 

まず、「現在」ではなく、「未来(=理想・目標)」を起点にすることを原則とします。

「計画は未来から逆算して立てなさい」と言われますが、これは本当に大事なんです。

たとえば、飛行機がなかった時代に、

まず空を飛びたい!という強い思いがなかったら、

人間が空を飛べたらどんなに素敵だろう!というワクワクがなかったら、

今でも世界に飛行機はなかったのではないでしょうか。

2.「ニートから脱出した未来」にしっかりと入り込む

そして、もう一つは、ただ、未来から逆算するだけはなく、「ニートから脱出した未来」にしっかりと入り込むことから始めます。

つまり、

理想や目標を達成したステート(状態)に完全に入り、目標達成までのプロセスを描き始める

というわけです。

 

そのことで、理想を実現するに相応しい能力、本来持っている天才性・創造性を発揮できるようになります。

例えば、ウォルト・ディズニーの天才性を発揮できたのも、「未来を描く力」がずば抜けて強かったからと言われています。

 

ニート脱出計画を描く時、この2点はぜひ押さえておきたいところです。

 

図を含めてさらに解説しますと…

行動計画の立案 → 行動 → 理想の未来(就職や転職)

ニート脱出計画1

 

このように現在から計画をスタートさせると、“不安”が先に立ってしまいます。

そうではなく、

理想の未来(就職や転職) → 行動 → 行動計画の立案

ニート脱出計画2

このように、

  1. まず、未来をリアルにイメージして、
  2. ニート脱出の喜びや社会復帰のワクワクを感じ、
  3. そのポジティブな感情のまま、行動計画を立案します。

「現在」がワクワクを感じられる=前向きに行動もできる、というわけです^^

 

理想の未来から行動計画を立てる手順

すこし具体化しますと…

  1. 理想の未来(就職や転職)が叶っている様子をまず体感する
  2. そのために得ておくべき結果(内定をもらうなど)を決める
  3. その結果を得るために必要な行動(応募する、転職先を探すなど)を決める
  4. 行動計画としてまとめる(理想が叶った心理状態=ワクワクしたり、楽しみながら)

 

これをニート脱出計画に落としこむと…

さらに、ニートの方が「社会復帰の足がかりとしてまずアルバイトで成功すること」を目標とする場合…

  1. 「アルバイトを初めて働くって意外と良い!って感じる。ニートの自分はもういない。」という未来が、すでに実現しているように想像し、体感する。
  2. バイト先で良い人間関係を築くことが出来た
  3. バイトに入ったら、挨拶だけはしっかりやること心がけ、自分にできることに集中した。
  4. そのためにバイト先の面接で、自分はこういう人間ですと正直に話した。着飾ることはしなかった。
  5. 面接は5件受けて少し慣れてきて、10件受ける頃には気軽に受けられるようなった
  6. 面接の1件目は緊張したが、ここが踏ん張りどころと思って頑張った。(一番頑張りがいった)
  7. そんなバイト先を探すためにネット情報収集から始めた。
  8. ワクワクしながら、「ここから出よう!働こう!」と決意した。

といった感じになります。

ただ、このままだと文章が“過去形”ですし、

こういった時間の流れだと、“行動計画”としては読みとりにいかもしれません。

そこで、現在形にしたうえで、時間の流れだけ現在を起点にし、“従来の計画”っぽく見やすくしてみましょう。

 

現在形で、従来の時の流れに書き換え、見やすく

  1. ワクワクしながら、「ここから出よう!働こう!」と決意する
  2. そんなバイト先を探すためにネット情報収集からスタート。
  3. 面接の1件目は緊張するだろうけど、ここが踏ん張りどころと思い乗り越える。(面接は5件も受ければ慣れてきて、10件受ける頃には気軽に受けられるはず)
  4. バイト先の面接で、自分はこういう人間ですと正直に話そう。着飾らず、自然体でいく。
  5. バイトに入ったら、挨拶だけはしっかりやること心がけ、自分にできることに集中する。(バイト先で良い人間関係を築くために!)
  6. 「アルバイトを初めて働くって意外と良い!って感じる。ニートの自分はもういない。」となればいいな!

 

例えば、こんなアクションプランになります^^

 

ニート脱出計画立案の“最重要ポイント”

ニート脱出最大のポイントここで、この記事の最重要ポイントをご紹介しますので、

注意深く読んでいただければ幸いです。

この知恵・気づきは、受け取る人によっては、

“何百万円、あるいは何千万円の価値”があるものです。

 

それは…

「行動計画(=ニート脱出計画)は、○○を変えるのではなく、●●を変えるために、描く」

 

ということ。

○○、●●にそれぞれ入るものはなんだと思われますか?

 

 

正解は…

 

○○=未来

●●=現在

です。

 

つまり、

「行動計画(=ニート脱出計画)は、“未来”を変えるのではなく、“現在”を変えるために、描く」

 

ということになります。

 

ニート脱出計画は、“今のあなた”を変えるために立てる

ニート脱出計画は、“今のあなた”を変えるために立てましょう

計画というと、未来を良くするためと考える方が多いのではないでしょうか?

  • ニートから脱してアルバイトを始める。
  • しかも、アルバイトをちゃんと長く続ける。
  • その先には契約社員、正社員雇用を目指したい。
  • 自立して生計を立てるといった理想の未来を実現したい。

つまり、“未来”を変える目的ですね。

 

でも、未来が変わるかどうかは、その時にならないと分かりません。

そして、少なくとも言えることは、過去の延長線上の未来(=ニートでいつづけること)ではない未来にいきたければ、“今”を変える必要があるということ。

 

今を変えないと、ニート生活を続けてしまうかも

現在考えていること、思考パターン、やっていることが、これまでのニート生活のままでは、未来は変わらない可能性大です。

 

もし、これまで、ちゃんと生活が出来るようになるかどうか、働けるようになるかどうか、未来のことに不安や恐怖を感じてきたのでしたら、その“感じ方”を変えます。

 

だからこと、“今”新しい行動を始める

ニート脱出計画の足がかりとして新しい行動を

もし、アルバイト雑誌や転職サイトで情報収集をしてこなかったのでしたら、

  • 就職関連雑誌や書籍を手に入れる、
  • 就活・転職サイトを眺めたり登録したりする
  • 実際に就活・転職イベントに行ってみる

などをしてみます。

もし、プログラミングや簿記など勉強や資格取得をしようと思いつつやってこなかったのでしたら、まずはどんな勉強方法があるか、どんなことなら興味を持ってつづけられるか情報収集からはじめるのもいいですね。

 

そして、もし、

  • ニート生活で家族に迷惑をかけてきたという思いがある、
  • 感謝の気持ちを伝えてこなかったことが後ろめたさになっている

ということがあれば、感謝を家族に伝えるといいとおもいます(勇気がいる時はとりあえず紙に書くだけでも良いと思います。渡すかどうかは別として)。

 

今を変えるのは時に怖い…だからこそ生きているのだと思います

今の自分を変えることは、ドキドキしたり、怖かったり、不安になったりすることもあると思います。

でも、だから、生きているのだと思います。

 

過去も、未来も、今、この場には存在しません。

あるのは、今の自分だけ。

変えられるのも、パワーを込めることが出来るのも、現在だけです。

 

未来への行動をつづけて、ニート脱出!

過去にとらわれたり、未来を不安に思って行動できないよりは、

“今”、どうするのか、どう感じるのか、何に意識を向けるのかに、

ぜひぜひ集中にしてまいりましょう!

ニート、脱出!

“ニート脱出計画落とし穴”のおまけ

ニートから脱出する東京都の若者支援事業

ニート、フリーター、無職状態の方々を支援する東京都の事業
『TOKYO START LINE “若者正社員チャレンジ事業”』
という就活サイトはご存知ですか?

東京都の事業なのですが、

  • 就職に向けた事前カウンセリング
  • 実習前セミナー
  • 企業での実習

を経て就職先決定。といった、ステップバイステップで就業まで進めるようになっています。これなら、ニート脱出計画に組み込みやすいのではないでしょうか^^

『TOKYO START LINE “若者正社員チャレンジ事業”』公式サイトを早速見てみる→